プログラミング言語Java
Javaは、クラスベースのオブジェクト指向プログラミング言語で、非常に人気がある言語です。 Javaアプリケーション開発の求人数も多く、プログラムを仕事にしたい人にとって習得しておきたい言語のひとつかと思います。
Javaアプリケーションの開発
Javaアプリケーションを開発する方法ですが、初心者の人は統合開発環境Eclipseを利用することをおススメします。 Eclipseには構文の強調表示や自動補完などの機能や強力なデバッグ機能などを備えており、初心者にとって非常に頼りになる存在です。 Eclispeを使ってみたい人はコチラの記事を参考にしてください。【はじめてのEclipseインストール】 もちろん基本は大事なので自力でJavaを開発したい人は以下の手順でJavaをインストールしてください。
Step1.Javaのダウンロード
Javaアプリケーションを開発するために必要なJava開発キット(Java SE Development Kit(JDK))をダウンロードするページを開きます。
JDKには様々なバージョンがありますので、開発に必要なバージョンを選んでください。(例えば開発案件でユーザーからJavaのバージョンを指定されている場合など)
今回はJDK20のWindows64ビット版のインストーラーをダウンロードします。(Step2へ)
Step2.Javaのインストール1
Step1でダウンロードしたファイルを実行するとJavaのインストーラーが起動します。「次(N)」ボタンをクリックして進めます。(Step3へ)
Step3.Javaのインストール2
Javaのインストール先を選択する画面が表示されます。インストール先を変更したい場合は「変更」ボタンをクリックしてインストール先を選択します。
ここではデフォルトのまま進めます。「次(N)」ボタンをクリックします。(Step4へ)
Step4.Javaのインストール3
インストールが開始されるので終わるのを待ちましょう。(Step5へ)
Step5.Javaのインストール
Javaのインストール完了の画面が表示されます。Javaのインストールはこれで完了ですので「閉じる」ボタンをクリックします。(Step6へ)
Step6.環境変数
コントロールパネルで「システム」を開き、「システムの詳細設定」をクリックするとシステムのプロパティ画面が表示されます。
更にその画面で「環境変数」をクリックすると環境変数を設定する画面が開くので「新規(W)」ボタンをクリックします。
新しいシステム変数を登録する画面が開くので、変数名:JAVA_HOME、変数値:JDKのインストール先を入力して「OK」ボタンをクリックすると
環境変数JAVA_HOMEが登録され、Javaのパスが設定されます。「OK」ボタンをクリックして各画面を閉じてください。(Step7へ)
Step7.確認
コマンドプロンプトを開きます。(Windowsのアプリ検索欄で「cmd.exe」で検索)
コマンドプロンプトで「java -version」と入力し、エンターキーを押してJavaのバージョンが表示されていればJavaのパスは通っています。
これでJava開発の準備は完了です。
Javaの特徴
プラットフォームの独立性
Javaは、プラットフォームに依存しない特徴があります。Javaコンパイラは、ソースコードをJavaバイトコードと呼ばれる中間表現に変換します。この中間表現は、Java仮想マシン(JVM)上で実行されます。そのため、Javaプログラムは、異なるオペレーティングシステムやハードウェア上で実行することができます。
ガベージコレクション
Javaは、ガベージコレクションと呼ばれる仕組みを備えています。これにより、開発者が明示的にメモリを管理する必要がなくなります。Javaの実行環境は、不要なオブジェクトを自動的に検出し、メモリを解放します。これにより、プログラムの実行中にメモリリークやセグメンテーション違反などの問題を回避できます。
オブジェクト指向プログラミング
Javaは、オブジェクト指向プログラミング(OOP)の原則に基づいて設計されています。クラスとオブジェクトの概念を中心に、データと処理をカプセル化し、再利用可能なコードを作成することができます。継承、ポリモーフィズム、カプセル化などのOOPの特徴を活用することで、柔軟でメンテナンスしやすいコードを記述できます。
豊富なライブラリ
Javaは、標準ライブラリとして豊富なクラスとメソッドを提供しています。これにより、ファイル操作、ネットワーク通信、データベース接続などの一般的なタスクを簡単に実装できます。また、オープンソースコミュニティによって開発された数多くのサードパーティのライブラリも利用できます。
例外処理
Javaは、例外処理メカニズムをサポートしています。例外は、実行時に発生する予期しない状況やエラーを処理するための仕組みです。例外処理を適切に行うことで、プログラムの信頼性を高めることができます。
マルチスレッド処理
Javaは、マルチスレッド処理をサポートしています。複数のスレッドを使用することで、プログラムの並行処理や非同期処理を実現できます。これにより、効率的なプログラムの実行や応答性の向上が可能となります。
プログラムを学習するメリット
キャリアの選択肢が広がる
プログラムを学習することで、ソフトウェア開発者、データサイエンティスト、ウェブデザイナーなど、さまざまな職種に就くことができるキャリアの選択肢が広がります。
高い需要と給与
プログラムのスキルは現代社会において高い需要があります。IT企業やテクノロジー企業、さまざまな産業の企業など、多くの組織がプログラミングの専門家を求めています。
経済産業省が公開した2030年までのIT人材需給に関する調査結果を見るとIT人材が不足していることが分かります。
そのため、プログラミングのスキルを持つことで、高い給与や求人へのアクセスが期待できます。
経済産業省 IT人材需給に関する調査(概要)
自己表現と創造性の機会
プログラムを学習することで、自分のアイデアや概念を実現するための手段が身につきます。
プログラミングは、創造的な問題解決やアイデアの実現に使われるツールであり、自己表現や創造性を発揮するためのプラットフォームとして機能します。
自己成長と学習の機会
プログラミングは常に新しい技術やツールが登場しています。
学習は容易ではありませんが、新しいスキルを学ぶことで、自分の能力を向上させることができます。
市場価値の向上
プログラミングのスキルを身につけることで、自分の市場価値が向上します。プログラミングのスキルは、多くの企業が重視する能力の1つであり、市場価値の高いプロフェッショナルとして求められます。
そこで、自分が持つITスキルを転職サイトに登録しておくことで、それを見た企業からの紹介を受けられる可能性があります。
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管理人情報
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プログラミング経験20年のベテラン。もとはサービス業でブイブイ言わせていたが 何を思ってかIT業界に転職した。仕事はこなせるが人として色々抜けているポンコツ。
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プログラミング経験ゼロの超初心者。コミュニケーション能力が非常に高く、 多くの人から愛される人気者。残念ながら三歩歩くと記憶を失う上級ポンコツスキルを持つ。