プログラミング言語Java

Javaは、クラスベースのオブジェクト指向プログラミング言語で、非常に人気がある言語です。 Javaアプリケーション開発の求人数も多く、プログラムを仕事にしたい人にとって習得しておきたい言語のひとつかと思います。

※この記事は2023/06/10時点の情報です。リンク先の内容は変更される可能性があります。

Javaアプリケーションの開発

Javaアプリケーションを開発する方法ですが、初心者の人は統合開発環境Eclipseを利用することをおススメします。 Eclipseには構文の強調表示や自動補完などの機能や強力なデバッグ機能などを備えており、初心者にとって非常に頼りになる存在です。 Eclispeを使ってみたい人はコチラの記事を参考にしてください。【はじめてのEclipseインストール】 もちろん基本は大事なので自力でJavaを開発したい人は以下の手順でJavaをインストールしてください。

Step1.Javaのダウンロード
Javaアプリケーションを開発するために必要なJava開発キット(Java SE Development Kit(JDK))をダウンロードするページを開きます。 JDKには様々なバージョンがありますので、開発に必要なバージョンを選んでください。(例えば開発案件でユーザーからJavaのバージョンを指定されている場合など) 今回はJDK20のWindows64ビット版のインストーラーをダウンロードします。(Step2へ)

Javaのダウンロード

Step2.Javaのインストール1
Step1でダウンロードしたファイルを実行するとJavaのインストーラーが起動します。「次(N)」ボタンをクリックして進めます。(Step3へ)

Javaのインストーラーを起動

Step3.Javaのインストール2
Javaのインストール先を選択する画面が表示されます。インストール先を変更したい場合は「変更」ボタンをクリックしてインストール先を選択します。 ここではデフォルトのまま進めます。「次(N)」ボタンをクリックします。(Step4へ)

Javaのインストール先を選択

Step4.Javaのインストール3
インストールが開始されるので終わるのを待ちましょう。(Step5へ)

Javaのインストール中

Step5.Javaのインストール
Javaのインストール完了の画面が表示されます。Javaのインストールはこれで完了ですので「閉じる」ボタンをクリックします。(Step6へ)

Javaのインストール完了

Step6.環境変数
コントロールパネルで「システム」を開き、「システムの詳細設定」をクリックするとシステムのプロパティ画面が表示されます。 更にその画面で「環境変数」をクリックすると環境変数を設定する画面が開くので「新規(W)」ボタンをクリックします。 新しいシステム変数を登録する画面が開くので、変数名:JAVA_HOME、変数値:JDKのインストール先を入力して「OK」ボタンをクリックすると 環境変数JAVA_HOMEが登録され、Javaのパスが設定されます。「OK」ボタンをクリックして各画面を閉じてください。(Step7へ)

環境変数JAVA_HOMEの設定

Step7.確認
コマンドプロンプトを開きます。(Windowsのアプリ検索欄で「cmd.exe」で検索) コマンドプロンプトで「java -version」と入力し、エンターキーを押してJavaのバージョンが表示されていればJavaのパスは通っています。 これでJava開発の準備は完了です。

Javaのパスが通ったか確認

Javaの特徴

プラットフォームの独立性
Javaは、プラットフォームに依存しない特徴があります。Javaコンパイラは、ソースコードをJavaバイトコードと呼ばれる中間表現に変換します。この中間表現は、Java仮想マシン(JVM)上で実行されます。そのため、Javaプログラムは、異なるオペレーティングシステムやハードウェア上で実行することができます。

ガベージコレクション
Javaは、ガベージコレクションと呼ばれる仕組みを備えています。これにより、開発者が明示的にメモリを管理する必要がなくなります。Javaの実行環境は、不要なオブジェクトを自動的に検出し、メモリを解放します。これにより、プログラムの実行中にメモリリークやセグメンテーション違反などの問題を回避できます。

オブジェクト指向プログラミング
Javaは、オブジェクト指向プログラミング(OOP)の原則に基づいて設計されています。クラスとオブジェクトの概念を中心に、データと処理をカプセル化し、再利用可能なコードを作成することができます。継承、ポリモーフィズム、カプセル化などのOOPの特徴を活用することで、柔軟でメンテナンスしやすいコードを記述できます。

豊富なライブラリ
Javaは、標準ライブラリとして豊富なクラスとメソッドを提供しています。これにより、ファイル操作、ネットワーク通信、データベース接続などの一般的なタスクを簡単に実装できます。また、オープンソースコミュニティによって開発された数多くのサードパーティのライブラリも利用できます。

例外処理
Javaは、例外処理メカニズムをサポートしています。例外は、実行時に発生する予期しない状況やエラーを処理するための仕組みです。例外処理を適切に行うことで、プログラムの信頼性を高めることができます。

マルチスレッド処理
Javaは、マルチスレッド処理をサポートしています。複数のスレッドを使用することで、プログラムの並行処理や非同期処理を実現できます。これにより、効率的なプログラムの実行や応答性の向上が可能となります。

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