Java 入門レベル1 if文
Javaのif文は、条件に基づいて特定のブロックのコードを実行するために使用される制御構造です。 if文の基本構文は以下の通りです。
条件式は、真または偽の結果を返す式です。条件式が真である場合、if文のブロック内のコードが実行されます。条件式が偽である場合、if文のブロック内のコードはスキップされます。
下記の例は、【もし「変数x」の値が0よりも大きい場合は「xは正の数です」とコンソールに出力しなさい】というプログラムです。
int x = 5;
if (x > 0) {
System.out.println("xは正の数です");
}
処理結果は次の通りです。
xは正の数です
if文には、条件式が偽の場合に実行する代替のブロックを指定するためのelse句も追加できます。
下記の例は、【もし「変数x」の値が0よりも大きい場合は「xは正の数です」、
そうでない場合は「xはゼロまたは負の数です」とコンソールに出力しなさい】というプログラムです。
int x = -1;
if (x > 0) {
System.out.println("xは正の数です");
} else {
System.out.println("xはゼロまたは負の数です");
}
処理結果は次の通りです。
xはゼロまたは負の数です
また、複数の条件をチェックするためにelse ifを使用することもできます。
下記の例は、【もし「変数x」の値が0よりも大きい場合は「xは正の数です」、
0よりも小さい場合は「xは負の数です」、それ以外の場合は「xはゼロです」とコンソールに出力しなさい】というプログラムです。
int x = 0;
if (x > 0) {
System.out.println("xは正の数です");
} else if (x < 0) {
System.out.println("xは負の数です");
} else {
System.out.println("xはゼロです");
}
処理結果は次の通りです。
xはゼロです
複数の条件式を組み合わせる場合は、論理演算子(&&、||)を使用して条件を結合することもできます。
下記の例は、【もし「変数x」の値が0または1の場合は「xは0または1です」、
「変数xとy」の値が2の場合は「xとyは2です」とコンソールに出力しなさい】というプログラムです。
int x = 1;
int y = 2;
if (x == 0 || x == 1) {
System.out.println("xは0または1です");
} else if (x == 2 && y== 2) {
System.out.println("xとyは2です");
}
処理結果は次の通りです。
xは0または1です
以上がJavaのif文の基本的な構文と使用方法の解説です。if文は条件に応じてプログラムのフローを制御するために重要な役割を果たします。 Javaに限らずプログラムの基本なので確実に覚えておきましょう?
ここまでJavaのif文について解説してきましたが理解できましたか?
まだ自信がないという人はデバッグしながら動きを追ってみるのが良いかと思います。 初心者の人はとにかく積極的に自分で書いてみることが大切です。